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Towncraft の衣服が存在した時代を、年代ごとに辿る。
労働着でもミリタリーでもない、アメリカの"生活着"の変遷。

[ 1920s workwear ]

1920s

量産化とタウンユースの始まり

デニムとワークシャツの原型。J.C.Penneyは全米に店舗を拡大し、量販店は生活必需品を供給する存在として機能し始めた。

Ombre: まだ存在しない。チェック柄は実用柄として機織りの基本に留まる。

[ 1940s military to civilian ]

1940s

カジュアルウェアの台頭

戦後、ミリタリーの素材と型が日常着に流入。チノ、フランネル、ポプリンが一般化。戦後の豊かさを背景に、より洗練された日常着が登場した。

Ombre: 戦後のレーヨン生産増加に伴い、影格子が量産ラインに登場し始める。

1950年代 Towncraft オンブレシャツのイメージ

1950s

定番スタイルの確立

開襟シャツとオンブレチェックの全盛期。Towncraft は JCPenneyのPBとして全米に流通。"普通の良い服"を大量に、安定して供給した時代。Towncraftが多くの人々の定番ブランドとして定着した。

Ombre: Towncraftのアイコン。コットン×レーヨンの影格子が定番として確立。

[ 1960s Ivy trad ]

1960s

ヴィンテージへの転換期

トラッドの影響が量販に浸透。BDシャツやチノが"知的な日常着"に。開襟シャツは徐々に後退し、大量生産の終焉と共にTowncraftは過去の遺産として語られ始める。

Ombre: BD襟の台頭で開襟需要は減少。オンブレはヴィンテージの領域へ。

[ 1970s decline ]

1970–90s

一時休止と幕引き

合成繊維の台頭とファストファッションの波。PBブランドの個性は薄れ、1990年代にTowncraftの歴史は一度幕を閉じる。

Ombre: 生産終了。ヴィンテージマーケットで再発見される時代を待つ。

2020年代 日本復刻 Towncraft オンブレシャツ

2020s

モダンヴィンテージの復活

日本の古着文化が育てた再評価。当時の素材と縫製を国内工場で再現。現代に甦るTowncraft——過去の遺産を受け継いだ復刻ラインが始動。

Ombre: シャトル織機で復刻。影格子が再び定番として戻る。

1902

James Cash Penney がワイオミング州ケマラーに最初の店舗「The Golden Rule」を開業。のちのJ.C.Penney Companyの原型。

1927

Towncraft 誕生。J.C.Penneyのストアブランド(プライベートブランド)として、メンズウェアラインが立ち上がる。

1930s

大恐慌の時代。Towncraftは「手頃で丈夫」を武器に、全米のJCPenney店舗で販売を拡大。ワークシャツ、アンダーウェアが主力。

1945

第二次世界大戦終結。ミリタリーの素材・縫製技術が民生品に転用され、Towncraftのラインナップも拡充。

1950s

黄金期。オンブレチェックの開襟シャツが爆発的ヒット。コットン×レーヨン素材のシャドウプラッドがTowncraftの代名詞に。全米のファミリーの日常着として定着。

1958

代表的なオンブレチェックシャツの生産がピークに。JCPenneyのカタログにTowncraftブランドが大きく掲載される。

1960s

Ivy League/トラッドスタイルの浸透。ボタンダウンカラーの台頭により開襟シャツの需要が減少。Towncraftもラインの転換期を迎える。

1970s

ポリエステル素材の台頭。コストダウンと効率化が進み、Towncraftブランドの個性は徐々に希薄化。

1980–90s

JCPenneyのブランド戦略変更に伴い、Towncraftの名前は店頭から消える。一方、日本の古着市場ではヴィンテージTowncraftの再評価が始まる。

2023

日本で復刻プロジェクト始動。当時のオリジナルを徹底的にリサーチし、シャトル織機によるオンブレチェック生地の再現に着手。

2025

復刻第1弾「Ombre Open-Collar Shirt」リリース。岡山の工場で縫製、旧式シャトル織機で織り上げたオンブレチェック。Towncraftが現代に蘇る。